il Gardellino
イル・ガルデリーノ
イル・ガルデリーノ 東京公演特設サイト
Concert
2018年4月22日(日)
めぐろパーシモンホール 小ホールにて
19時開演(18時半開場)
チケットは完売いたしました。当日券の販売はございませんので、予めご了承ください。
About
il Gardellino
イル・ガルデリーノ
ベルギーを代表する古楽アンサンブル。グループ名はヴィヴァルディ作曲のフルート協奏曲の副題に由来し、ゴシキヒワという鳥の名を意味する。世界的バロックオーボエ奏者のマルセル・ポンセールと、フラウト・トラヴェルソ奏者のヤン・デ・ヴィンネの2人を中心に1988年に結成。
どの時代の作品でも、歴史的背景や音楽のスタイルを徹底的に研究し演奏していく。この長年の演奏経験により、il Gardellinoは彼ら独自の音楽の世界を作り出した。
とりわけJ.S.バッハの演奏については非常に称賛されており、レパートリーの中心となっている。その他に J.G.グラウン、J.F.ファッシュ、J.G.ヤニッシュ、G.H.ストルツェル、J.D.ハイニヒェンの作品など、まだあまり知られていない作曲家の作品に対しても、意欲的に演奏、録音を行っている。
ブルージュ古楽祭を始め、ユトレヒト古楽祭、プラハ古楽祭、インスブルック古楽祭、ベルリン古楽祭、ライプツィッヒ古楽祭、バルセロナ古楽祭などヨーロッパの主要な音楽祭やコンサートホールから招聘されている。オーストラリア、アジア、アメリカ、中南米、イスラエル、ロシアなど世界中でコンサートツアーやマスタークラスなどにも招聘され、演奏活動を行っている。
ACCENT、Klara、Eufoda 、Etcetera recordsそしてPassacailleなどのCDレーベルで録音を重ね、これまでに発表したCDは25枚を超える。ディアパゾンやクラシカなど世界中の音楽雑誌から多くの賞を受賞。
Member
メンバー紹介
Marcel Ponseele
マルセル・ポンセール
ベルギーのコルトレイク出身、バロックオーボエ奏者。国際的に知られている古楽のスペシャリストであり、トン・コープマン率いるアムステルダム・バロック管弦楽団など有名オーケストラのソリスト、首席奏者として招かれる。
1981年ブルージュ古楽コンクールで入賞。フィリップ・ヘレヴェッヘ率いるシャンゼリゼ管弦楽団の創立メンバーであり、コレギウム・ヴォカーレの首席オーボエ奏者。
ヤン・デ・ヴィンネと共にイル・ガルデリーノを設立し、音楽監督を兼任する。様々な古楽祭からの招聘を受け演奏、また数多くの録音を残している。歴史的なオーボエの研究も行い、彼の兄弟と共にオーボエ製作家としても活動している。
現在も世界の第一線で活躍し続ける一方、ブリュッセル王立音楽院でバロックオーボエ科の教授として、後進の指導にもあたる。
Jan De Winne
ヤン・デ・ヴィンネ
ベルギーのブルージュ出身、フルートトラヴェルソ奏者。
パリ国立高等音楽院、ブリュッセル王立音楽院 (フランス語圏)のフルート・トラヴェルソ科、室内楽科それぞれの教授であり、ブリュッセル王立音楽院(フラマン語圏)の古楽科の学部長も務める。
1987年ブルージュ古楽コンクールで入賞。これまでにアムステルダム・バロックオーケストラ、イル・フォンダメント、コレジウム・ヴォカーレ、ザルツブルグ・バロックオーケストラなどに参加。マルセル・ポンセールと共にイル・ガルデリーノを設立し、トラヴェルソ奏者として活躍する。数々の演奏、録音を行っている。
Christophe Robert
クリストフ・ロベール
フランス出身のヴァイオリニスト。
ボルドー地方音楽院、パリ国立高等音楽院にてヴァイオリンを勉強し、パリ=ソルボンヌ大学にて音楽学を学んだ後、アムステルダム音楽院にてバロック・ヴァイオリンを学ぶ。
これまでに、シャンゼリゼ管弦楽団、コレギウム・ヴォカーレ、ムジカ・アンティクゥ・ケルン、レザール・フロリサン、グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊などのヨーロッパの一流古楽オーケストラにて活動を広げる。
Kaat De Cock
カート・デ・コック
ベルギー出身のヴィオラ奏者。
ベルギーのゲント王立音楽院、レメンス音楽院にてヴィオラと室内楽を学ぶ。その後バロック・ヴィオラを始め、イル・フォンダメント、コレギウム・ヴォカーレ、イル・ガルデリーノなどベルギーを代表する古楽オーケストラにて活動する一方で、アンサンブル・アルコ バレーノにてソリストしても活躍する。
Bernard Woltèche
ベルナルド・ヴォルテッシュ
ベルギー出身のバロックチェロ奏者。
オランダの音楽院にてソリストディプロマを取得。イル・フォンダメント、ラ・カペラ・アムステルダム、ラ・パストレラ、バッハ・プラス、イル・ガルデリーノ、ビーロックオーケストラなど、ヨーロッパの様々な古楽オーケストラ、アンサンブルと定期的に演奏し、活躍している。
現在、ブリュッセル王立音楽院の室内楽の講師も務める。
Guy Penson
ギィ・パンソン
ベルギー出身、鍵盤楽器奏者。(チェンバロ、フォルテピアノ、ピアノ )
ゲント王立音楽院にて学ぶ。70年代より天真爛漫な演奏で活躍し、ソリストとしてシャンゼリゼ管弦楽団、コンチェルト・ケルン、イル・フォンダメント、リチェルカール・コンソートなどと共演し、ヨーロッパ、北米、南米の音楽祭に招待される。特に通奏低音の第一人者として評価され、これまでに100枚以上のCD録音に参加。
またブリュッセル楽器博物館の鍵盤楽器のサンプル音源も担当している。
ゲント王立音楽院チェンバロ科教授。
Minori Saji
佐治 みのり
東京出身のオーボエ奏者。
桐朋学園大学オーボエ専攻を卒業後、渡仏。オーベルヴィリエ地方音楽院を経て、サンモール地方音楽院にてオーボエのディプロムを取得し卒業。
2015年よりブリュッセル王立音楽院修士課程にてバロックオーボエを専攻。
イギリスのエイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団の2018年度アカデミー生。イルガルデリーノ 、バッハプラス、ベルリンバロック、オスロバロックオーケストラ、カペラ・ジュヌヴェンシス、アントワープバロックオーケストラなど、ヨーロッパ各地の古楽オーケストラ、アンサンブルと共に定期的に演奏を行っている。
Ruth Van Killegem
ルッツ・ヴァン・キレヘム
ベルギーのヘント出身のリコーダー奏者。
ルーヴェンのレメンス音楽院にて学ぶ。ブルージュ国際古楽コンクールで第2位、同時にオーディエンス賞、ラジオ3賞を獲得。ヨーロッパの古楽祭にソリストとして招かれる。
古楽アンサンブル イル・ガルデリーノと録音したヴィヴァルディの協奏曲のCDはフランスの著名な音楽誌『ル・モンド・ ドゥ・ラ・ミュジク』Le Monde de la Musique誌によるCHOC du Monde賞を受賞した。その卓越した技巧と狂熱的な演奏スタイルはヨーロッパ全土で称賛を得ている。これまでにイル・ガルデリーノ、レッド・ハーリング、イル・フォンダメントなどのアンサンブルで演奏、またティップトー・カンパニーにて現代曲の初演等も行なっている。
Program
曲目
G. Ph. Telemann : Quatuor musique de table in G major TWV43 for violin, flute, oboe and B.C
ゲオルク・フィリップ・テレマン
「ターフェルムジーク」よりヴァイオリン、フルート、オーボエと通奏低音のための四重奏 ト長調 TWV43
J.S. Bach : Trio sonata in G major BWV1038
for flute, violin and B.C.
ヨハン・セバスティアン・バッハ
フルート、 ヴァイオリン、通奏低音のための三重奏 ト長調 BWV1038
A.Vivaldi : Trio sonata in g minor RV81 for 2 oboes and B.C.
アントニオ・ヴィヴァルディ
二本のオーボエのための三重奏 ト短調 RV81
C.P.E. Bach : Quatuor in a minor Wq.93
for flute, viola, cello and B.C
カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ
フルート、ヴィオラ、チェロと通奏低音のための四重奏 イ短調
休憩
J.G.Janitsch : Quatuor in g minor for oboe, violin, viola and B.C.
ヨハン・ゴットリープ・ヤーニチュ
オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のための四重奏 ト短調
G.Ph.Telemann : ‘Essercizii musici’ Trio sonata in c minor TWV42:c2 for recorder, oboe and B.C.
ゲオルク・フィリップ・テレマン
「音楽の練習帳」よりリコーダー、オーボエと通奏低音のための三重奏 ハ短調 TWV42:c2
J.C. Bach : Quintet in F Major Op.11, No. 3
for flute, oboe , violin, viola and B.C.
ヨハン・クリスティアン・バッハ
フルート、オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のための五重奏 へ長調 Op.11-3
他
※曲目及び出演者は一部変更になる場合がございます。予めご了承ください。
Video
J.S.バッハ : カンタータ第21番
"Ich hatte viel Bekümmernis"
第1曲 シンフォニア
イル・ガルデリーノのメンバーとマルセル・ポンセールのバロックオーボエによる演奏。
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